カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 二日目の昼のShake Shackのハンバーガー、その日の夕食も結局皆が好きな美登利寿司へと、せっかく両国に泊まりながら、ちゃんこ鍋やもんじゃ焼き、或いは場所的にも深川や浅草といった“下町らしさ”がありません(早朝ウォーキングで歩いていると、有名な「どぜう」や「山くじら」、或いは「藪」や「今半」など蕎麦やすき焼きの名店が幾つも目に留まります)。
隅田川のウォーキング後のホテルに戻る途中の休憩も含め、今回の上京では何度かドトールへ。松本の店舗も無くなり、出張も無くなったので入るのはかなり久し振りなのですが、昔に比べてコーヒーが随分薄くなった気がしますが、果たしてどうなのでしょうか?・・・。

 最終日も、せっかく週末が休みになったから友達と会うという娘とは駅で別れ、我々は大江戸線で新宿へ。先に、ナナを預かってもらった妹へお土産を小田急のデパ地下で買い、この日の自分たちの夕食用に久し振りに「太郎」の深川めしと厚焼きたまごをついでに購入(ムフ、楽しみ、楽しみ・・・)。

 スーツケースが邪魔なので遠出は無理と、昼食は結局ルミネ地下のタイ料理の「KAOSAN」へ。今回はいつものトムヤムクン風のヌードルではなく、一度食べてみたかったガオパオ・ライスをランチセットでチョイス。一方、奥さまはいつもの甘辛いパッタイ・ヌードルです。ガオパオが好きと言うよりも、東南アジア風の“ぶっかけ飯”を、久し振りに右手にスプーン、左手にフォークで食べたかった・・・というのが理由ですが、やっぱりガオパオだと甘めの味付けなので、もうすこし辛めの方が個人的には好みです。でも、久し振りの“東南アジア”の風を感じることが出来ました。
この日もさすがに「カオサン」は混んでいました。味やコスパの良さは勿論ですが、女性一人でも入り易いのが人気の大きな理由でもあると思います。
 しかし、ホントに都会は選択肢が多くてイイですね。デパ地下にせよ、B級グルメであれ、“晴れの日”のグルメレストランにせよ、ピンキリで幾つも選択肢がありますから・・・。そうした密度や文化度では、田舎は都会に比べるべくもありません。では、田舎のメリットは、楽しみは、癒しは・・・・???
きっと、無い物ネダリではなく(知らなければ気が付きにくい)空気や風や素材などの“鮮度”そのもの(例えば、向井潤吉画伯の絵は無くとも、描かれた風景そのものが“実物”として目の前に存在していること)を探すことでしょうか・・・?