カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 「居酒屋放浪記」でお馴染の松本出身の太田和彦さんが、松本に帰省されると必ず立ち寄るという店が、“蔵の街”中町にある「ちきりや工藝店」です。
先日、奥さまが娘から頼まれてアメリカへ持参する和紙を買いたいというので、最初駐車場の都合で「丸善」に行ったのですが、気に入ったモノが無く、次に歩いて中町の「ちきりや工藝店」へ行ってみました。こちらは民芸店で、陶器やガラスなどの器や食器がメインのお店ですが、様々な民芸品などに混じって和紙も置かれています。幸いこちらで気に入った和紙が見つかったようです。その間、私は昔の器を眺めていました。
以前、太田和彦さんが松本に来たら必ずこちらに立ち寄って、気に入ったそば猪口を「ぐい飲み」として購入すると云われていました。そこで私も探していると、以前誕生日だったか娘夫婦からプレゼントされた桐箱に入った萩焼のぐい飲みと似た器を見つけました。4客程揃っていましたが、少々お高く個別にも売られていたので、色味の一番鮮やかなのを選んで自分用に一客だけ購入しました(写真はプレゼントの萩焼と並べた今回のぐい飲みです)。

 プレゼントの萩焼はとても素敵で大いに気に入っているのですが、大切な品なので割っては大変と使えずにいました。そこで、色味の似た器が見つかったので、萩焼の代わりに日常的に愛用することにしたモノです。
何となく手に馴染んで大いに気に入っています。
少々大ぶり故、家内からは「またたくさん飲もうと思ってるんでしょ!」と訝しがられましたが、決してその様なことはなく、あくまで萩焼に似た肌合いが気に入ったのであります・・・。