カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 お盆休み、娘たちが揃って12日の高速バスで帰省してきました。

会社帰りに松本駅で合流。幸いにも、渋滞は殆ど無かったとのこと。彼女達のために波田のスイカを買いました。

 さて、慌しく翌日には仕事で帰京するという長女のご要望で、その日は、久し振りに『食蔵・バサラ』へ。と言うより、子供たちが帰省した時に行く、我家の特別なレストランという感じになってしまい、その無沙汰を指摘されてしまいました。どうもスイマセン。
 この日のお通しは、柔らかな自家製薩摩揚げ。娘に半分取られてしまいました。そして、すずきの和風カルパッチョに始まり、相変わらずの美味しい料理を堪能しました。満員の盛況で何より。もうPRも必要なさそうです。

 そして、翌日はおやきの『さかた』へ行って、帰京する長女のためにお土産を購入。
おやきを買い求める観光客で一杯です。昼過ぎだったため、もう三種類しか残っておらず、持ち帰りと、後日の宅配を注文。夏季限定のナス味噌は、既に売り切れで、持ち帰りのみのため、今回も購入出来ず。
 それから、お蕎麦を食べたいという娘たちのリクエストに応えて、『安曇野・翁』へ。
時間節約で高速道に乗り、豊科ICから池田町に向かいました。途中道路が県外車で混んでおり、着いたのが14時近く。観光シーズン真っ只中で、まだ店の外まで結構な行列が出来ていて、駐車場も県外車で満杯でした。待つこと暫し。

さて、更科でいつものおろしそば(辛味大根)とざる、子供たちは鴨せいろを注文。追加にざる3枚もオーダー。ここは、一枚を食べ終わるのを見計らって次の一枚を出してくれます。(写真は辛味大根のおろしそば)
“土曜の丑の蕎麦は避けろ”と昔から言うそうですが、秋に比べて、夏は香りが落ちるからだとか。
でも、翁は二八ですが、やっぱりここの蕎麦は旨いなぁ・・・(家内のイチオシは『野麦』だそうですが、私はやっぱり『翁』だなぁ)。しっかりと蕎麦湯もいただいて、お腹も一杯です。

 皆揃って父を見舞った後、今年は何年振りかで全員揃っての13日の迎え盆。お墓から家に戻って、「迎え火」としてかんば(白樺の皮)を炊いてから、「おぶってお連れした」仏さまをお盆用にしつらえたお棚でお休みしてもらいます。
ご先祖様もさぞかし喜んでくれたことでしょう。

 そして、16日夕刻には、先ず家の玄関先で「送り火」をしてお墓までお送りをします。
子供たちも既に帰京し、母と、家内と三人で、そしてナナも連れてお墓まで。
「みんな、帰っちゃったね。また帰って来ないかなぁ・・・」
帰ったばかりだと言うのに、家内が呟いています。

 江戸時代から松本で続く、本来のぼんぼんの歌、
『♪ ぼんぼんとても 今日明日ばかり・・・』
今年のお盆も、足早に過ぎていきました。

コメント

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

トラックバック