カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今朝収穫してきた残りの100房程をこれから梱包して、今年の巨峰は無事終了いたします。
写真は昨日の発送分ですが、雛人形を包むような柔らかい紙に一房ずつ包ん   でスポンジを敷いた箱に詰めてお送りします。もう一つは房のまま写真で違いが分かるように巨峰をそのまま箱に入れてみました。

 今年は、少し早めに収穫し、初めてクール宅急便でお送りさせていただきましたが、父の代から30年近く毎年お送りしているお得意様から、例年に無くお褒めをいただき、どうしてもと追加注文をいただいて、一箱だけならと本日発送分の中でお送りすることになりました。

 ブドウは冷蔵庫に入れておいても余り日持ちがしないため、お客様のご在宅時に確実にお受取りいただけるようにと、家内が事前にお電話等で発送確認をさせていただいたのですが、あるお客様からは「あまりの丁寧な対応に家族全員でとてもびっくりしました。」とわざわざメールをいただきました。
その方はお勤めをされていて、ご家族から「ブドウが届いたので開けていいか?」とのメールが届き「どうぞ」と返信すると、「とっても美味しいブドウです。(注記:同封させていただいた後払いの)請求書を前にしながら食べています(笑)。今日は、美味しいブドウが待っているから早く帰っておいで!」というほのぼのしたやり取りをご紹介いただき、「美味しいものは幸せになります。真心のこもったブドウ、本当にありがとうございました。今年のリンゴも楽しみにしています。」との本当に暖かいお言葉が文末に添えられていました。こちらこそ本当にありがとうございました。
 生産者冥利に尽きると言うもの。皆さまに喜んでいただけて、むしろ私たちが幸せになりました。

 今年の巨峰が好評いただけたのは、もしかすると、冬にリンゴ園と同様に有機堆肥をブドウ園にも撒いたのが良かった(房がしっかりしている)のかもしれません。
今度の冬も、リンゴが終わったら、また堆肥を購入して撒こうと思います。

 毎年リンゴの注文をいただいているお客様にも、今年初めて巨峰をご案内申し上げたところ、予定数が僅か二日間で埋まってしまいました。
本当にありがとうございました。

 巨峰は父が丹精を込めて育てた内の2本を残してあるだけなので、数に限りがありますが、来年も一生懸命育てますので、何卒宜しくお願いいたします。
本ブログ欄を借りまして御礼まで。誠にありがとうございました。