カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 このブログで、1年前の暮れも押し迫った2010年12月30日に放送されたフジTV系ドキュメンタリー『私たちの時代』を見損ね(且つ録画し損ね)て、ブログに「再放送希望」と書いたところ、思いがけずも取材対象となった石川県立門前高校そのものからいただいたDVD(経緯は第435話参照)。
お礼にと、秋に残りモノの、それも小玉リンゴをお送りしたしました(第569話参照)。その結果、更に思いがけない門前高校のソフトボール部の皆さんとの交流がありました。

 リンゴが届いたであろうその日に、作業で不在中、室谷先生から直接お礼のお電話があったそうで、家内が出て「門前高校の“男”の先生からお礼のお電話いただいたヨ!」とのことに、「それって、もしかしたらしゃがれ声でドスの利いた声じゃなかった?」ということで、間違いなく室谷先生その人でした。何でも今年は県大会を勝ち抜いて全国大会へ出場したとか。良かった、良かった!

 また、地元松本大学の学生さんからも電話があり、訝りながら出ると、門前高校のOGで室谷先生から連絡があり、「伺ってリンゴのお礼をするように!」との指示だったとのこと。
それには及ばないと申し上げたのですが、監督さんの指示は絶対なのでしょう。どうしてもということで、先日わざわざお土産まで用意されて家まで訪ねて来られました。しかも、松本大学のソフトボール部にはOGが結構たくさん門前高校から来られているそうで、7名が来訪。中には1年前の放送で取り上げられたメンバーの方の顔もありました。もう大学3年生と言いますから、取材は4年前なのだとか。
生憎家内が上京していたため、何のお構いも出来ず、連絡をいただいて慌てて用意したお菓子とお茶とリンゴを剥いてお出ししただけで、元気はつらつとした若い皆さんのお話を伺って、チロルとナナも遊んでもらって、お礼にリンゴを持ち帰っていただきました。

 彼女たちが帰った後もナンだか余韻がとても暖かくて、ホンワカ、ほっこり・・・。先生方の指導が偲ばれるような、そして応援したくなるような、そんな素敵な若者たちでした。