カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前話のマチネでの東京日帰り旅行。
午前中別件のある奥さまと別行動で、私メは前回行けなかった新宿の中古CDのディスクユニオンのクラシック専門館へ。
11時開店の直前に新宿紀伊国屋横のビルのフロアに到着すると、開店同時に脱兎の如くダッシュする方が数名。限定盤か廃盤か、多分お目当てのCDをゲットするためなのでしょう。私は、ネットで注文するもタワーレコードにもAmazonや楽天にも在庫が無く、入手できなかったアルヴォ・ペルトを探します。残念ながら欲しかったベスト盤はありませんでしたが、数枚あった中で彼の作風を象徴する「ティンティナブリ様式」のCDが1枚だけありましたので、それと聴く機会の少ないサン=サーンスのチェロ協奏曲のCD(若い頃のヨーヨーマ独奏でラロとシューマンがカップリング)を併せて購入。

 買い終わっての昼食は、独りでないと食べられないインド料理です。
新宿東口でネット検索して行ってみると、そこはインドだけではなくタイ料理なども一緒のアジアン料理とのこと。北も南も、はたまたネパールやスリランカでさえも区別しない様なカレー料理店は似非でしかありません。ということで結局そこには入らず、時間節約でコンサートホールのある池袋へ直行。ネットで調べると、西武デパートの飲食店街フロアに「東京カレー屋名店会」なる店を発見。何でも、都内のカレー有名店5店のカレーを集めた店だそうで、ここなら一石二鳥ならぬ“一席五丁”となりますでしょうか?
どれも都内では老舗のカレーの名店とのことですが、結局どの店のカレーも残念ながら日本風若しくは日本人向けにアレンジされているようでした。しかし、インドカレーを日本に広めたと云われる新宿中村屋を初め、老舗であればある程当時スパイスに慣れなかったであろう日本人向けにアレンジせざるを得なかったでしょうから、日本的な味付けになっているのはいたし方ありません。
そこで、メニューの中で一応 “インド風”とあったエチオピアとデリーのカレーを選んでみましたが、やはり(使われているスパイスが)マイルドで北インド料理とは言えませんでした。
 そしてコンサート終了後もこのフロアに再訪。
今度は、帰郷する前に、美登利寿司「活」の池袋店で信州ではなかなか食べられない美味しい寿司を食べるためです。いつもは次女の住む糀谷に近い蒲田の「活」ですが、今では都内に何店舗もあって、どちらも行列店のようです。こちらの池袋店も、午後5時前でしたが既に40人ほどの行列。次女も合流し、食べる頃には60人以上で70分待ちとの案内。都内の人気店とは言え、いやはや大したものです。
娘と家内は、中トロ、ヒラメ、炙り生ホタテなど。私メはヒラメにエンガワ、そして〆サバにコハダや炙り鰯など光物中心で。以前、成田「江戸ッ子寿司」で食べた旬のイワシには負けますが、新鮮なイワシはやっぱり海に近い所でないと食べられません。
 「それにしても、旨いなぁ!いいなぁ、都会は・・・。」
(地元の寿司店の味が落ちたので、今松本で行けるのは北陸直送の回転寿司チェーンくらい。選ぶネタにもよりますが、却って都会の方が鮮度が良くて値段も安いくらいですから)

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