カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 深夜のTV観戦が続いたW杯ロシア大会。
今回は、NHKで多くの日本戦が放送されました。実況中継する現地会場と、(実況中継の負担軽減のために?)東京のスタジオにも解説陣を置いて多角的に放送。そうした時間の間に、ニュースが入ったりするのと同様に、スポットで流されたのがNHKの東日本大震災復興支援ソングである「花は咲く」(どちらも宮城県出身の、映画監督の岩井俊二さんが作詞し作曲家の菅野ゆう子さんが作曲)。NHKに留まらずに、例えばウィーン少年合唱団も来日公演で歌うなど、その後も拡がりを見せています。

『傷ついて 傷つけて 報われず 泣いたりして
 今はただ 愛おしい あの人を思い出
 誰かの想いが見える 誰かと結ばれている
 誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に
 花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
 花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう 』

 当初のバージョンは、東北出身の中村優雅俊さんなどの歌手だけではなく、サンドイッチマンといったタレント、そしてヤクルトの由規投手、荒川静香さんや羽生結弦等のアスリートなど総勢30人の方々が登場していました。
そして、今回のW杯中継のスポットで流れたのが「ピョンチャン・バージョン」。
カーリング女子に始まり、小平奈緒、高木姉妹といったスピードスケート陣。宮原郷子、坂本花織といったフィギアスケート陣、スケボー、レジェンド葛西選手を始めとするジャンプ陣、アルペン、モーグルなどのスキー陣やパラリンピックの選手たちも・・・。冬季大会故に長野県出身の選手の皆さんも出演されていました。ネットで調べてみたところ・・・、
『ピョンチャンオリンピック&パラリンピックのメダリスト・入賞者60人が大集結!「花は咲く~ピョンチャンバージョン~」。自分たちの頑張りが、被災した人々の力に、少しでもなれば・・・。出演:羽生結弦、チームパシュート女子、小平奈緒、パラ・アイスホッケー男子、高梨沙羅、カーリング女子、村岡桃佳、本堂杏実、平野歩夢、宇野昌磨、原大智、菅野よう子(作・編曲者)ほか』。

 そうした中で、私が特に印象的だったのは、パシュートの菊池綾香選手とアイスダンスのクリス・リード選手。どちらも透き通ったクセの無いキレイな歌声で魅了されました。因みに、羽生結弦選手と平野歩選手は歌わずにシンボルフラワー?のガーベラを手にして参加していました。個人的には、“キング・オブ・スキー”白馬村の渡部暁斗選手が出ていなかったのがチョッピリ残念ではありました。

 W杯が終わった後のNHK視聴は大相撲くらいでしたが、そのためか、その後「花は咲く」の放映は殆ど目にしていません。或いは、特別版としてのスポット放送だったのか・・・?
本来の東日本だけではなく、今回の西日本豪雨災害への応援・支援も兼ねて、「復興支援ソング」として是非また頻繁に流して欲しいと思います。