カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 昨年「客足が減って・・・」と伺って心配になり、これまで『信州松本“小さな奇跡のレストラン”』と称して何度かご紹介してきた「食蔵バサラ」(第168、197、263、301話を参照ください)ですが、また客足が戻って一杯のようなので、PR(これまでの効果の程は別として)は終わりにしたいと思います。
その代わり、食べに伺った時の印象を、東京から松本へ移られて6周年を迎えられたバサラの「応援“談”」としてご紹介させていただくことにします。以下最近の二回の印象から。

 10月上旬、今年度の「サンふじ受付け開始」のH/P作成打ち合わせを夕刻済ませ、久し振りに「食蔵バサラ」へ。
実は、9月下旬に巨峰出荷終了の打ち上げに行こうと思ったら、残念ながらお休みでした。
“花金”で8時近かったこともあり、10人ほどのグループのお客様が宴会をされていました。他にも後からグループが来られたので、二人だけの我々はカウンターへ移動です。

 時間的にコースは無理なので一品をオーダー。
自家製ベーコンとサツマイモのサラダ、天然鯛と青唐辛子味噌の石焼、ロースト白菜とエビとクリームのソースがけ、釧路産の天然カキフライ。(写真は
カキフライ)
この日のお通しの鳥のパテのフライに始まり、ナメロウ風の石焼は、まさに冷酒(“お任せ”で、その日出していただいたのは大雪渓の特別純米)にピッタリなので私メが一人でいただきました。替わりに、甘い白菜のローストは家内専用です。私も自家製パンにソースを付けていただきましたが、相変わらずソースが絶品です。カキフライは、ナイフでスパッと切れるほど身がしっかりと締まっています。味噌ベースとタルタルの二つのソースでいただきます。これで二人ともお腹が一杯になり、締めには、美味しそうなパスタや手打ちうどんもありましたが今回は断念。

 翌週の三連休、次女が帰省してきてお約束のバサラへ二週連続で。
(先週も急に帰省してきたのですが、前日行ったばかりだったので、次回でという約束でした)
コース料理は食材の手配の都合もあってか、事前予約制に変えられたようです。そこで止む無くアラカルト。テーブル・カウンターともほぼ一杯。

 この日は、炙りハラミ肉と無農薬野菜のサラダ、切干大根とシーフードのエスニック風卵焼き、クリームコロッケ風の揚げ春巻き、そして和風の鏡鯛とネギと豆腐の煮込み。今回は、締めに大和シジミとネギのあんかけヤキソバ、更に娘はオロシぶっかけ自家製ナメタケうどん。
サラダはバルサミコベースのドレッシングが効いています。卵焼きは「えっ、カツオだし?」(未確認です)イイ味です。煮込みは鍋仕立て。年を取ると和風にほっとします。この日のお通しは、ソース用の自家製フランスパンが添えられた、ホタテとつぶ貝にブロッコリーを和えてオーブンで焼いた一品。ソースが絶品でした。パンにソースを付けてキレイにいただきました。
ここの手打ちうどんも専門店にひけを取りません。うーん、いつか松本らしく蕎麦打ちにもチャレンジして欲しいものです。

 やっぱり、三人いると(二人の時よりも)たくさん品数が頼めてイイですね。
本日も・・・「いただきました!」。