カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前回ご紹介したモズのモッくん。
実際の姿は見ておらず、薪割理の際に薪の中から出てきた芋虫を並べておくと、無くなっていることがあったので、多分モズが現れて食べているのだろうと思っていたのですが、先日とうとう姿を見せてくれました。

 3月7日の土曜日。翌日が雨かみぞれ予報だったので、晴れ予報だった土曜日に一週間分の薪を用意しておくことにしました。
いつもの様に太めの薪を半分に割っていると、いつもの様に芋虫が何匹か出て来ました。そこでまたいつもの様に近くの排水溝のコンクリートの蓋の上に芋虫を並べておきました。
割った薪を竹蓑に入れてその場を少し離れると、背中が黒でお腹が橙色をした小鳥がさっと近くの木の枝に飛んで来ました。間違いありません、モズ(百舌鳥)です。
漸く姿を現してくれました。しかし、薪割の最中も警戒することもなく、近くの枝に留まって薪割が終わるのを待っていた10年程前の最初のモッくんとは違って、警戒して人間がいなくなってもすぐには舞い降りては来ません。もし、人間の姿をちょっとでも認めるとパッと飛び立ってしまいます。
そこで見ているのを諦めて薪を運んでから戻ると、その間にモッくんが安心して食べたようで、芋虫はキレイに全部無くなっていました。
二度三度繰り返していると、少しは安心したのか、10m程離れて見ていると、枝から舞い降りて啄む様になりました。
 一代目のモッくん程は未だ慣れてはくれていませんが、多少は安心してエサを食べられると分かってくれたのでしょう。
また一週間後の再会を(勝手に)約束して、三代目のモッくんに暫しのサヨナラを・・・。
 「また、来週来るからね !♪」
【注記】
遠目のため写真がボケていますが、黄色の枠内がモッくんでピンクの枠内に芋虫が並んでいます。