カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 10月末の週末、高校時代の親友の結婚式出席のために長女が米国から帰国するとのこと。現地時間で月曜日のMBAの授業は絶対に休めないからと、現地時間で授業終了後の金曜日に移動して、日本滞在が実質一泊二日の弾丸ツアー。ビジネス客が多いであろうシリコンバレー線は満席のため航空会社勤務の次女のコネも使えず、ディスカウントチケットとはいえ、帰国便はサンノゼやSFからの直行便ではなくサンノゼ発のLA経由とか。
久し振りに長女に合うべく、また次女の所へ夏物との交換で冬物を届けるためもあって、車でこちらも一泊二日で上京。さすがに次女のワンルームのマンションに家族4人は無理なので、大鳥居のホテルに泊まります。

 週末でしたが上り車線は然程混んでおらず、糀谷に4時間で到着。中央環状線のお陰で新宿から羽田が大層近くなりました(ずっとトンネルなので閉塞感はありますが)。
途中、首都高に慣れている奥さまと石川PAで運転交代するまでノンストップ。そこで駐車中のテスラを発見。上野原辺りで追い越して行ったのですが、一瞬マセラティかと思ったら見慣れぬエンブレムに??の車でした。家内曰く、
 「シリコンバレーには一杯走っていたけどネ・・・。日本では初めて見た!」
とのこと。フム、日経の中だけの話題では無かったんですね。

 夏冬物を積み換えてから、遅めのランチにいつもの蒲田の「活緑寿司」へ。9月に都響のマチネに来た時は池袋の「活」でしたので、私メにとって蒲田は久し振り。夕食で行こうと思ったのですが、食事時は常に大行列なので、むしろ2時も過ぎた中途半端な時間の方が待ち時間が少ないだろうとのこと。混んではいましたが、確かにすぐに座ることが出来ました。
家内と娘は、炙りホタテやトロにヒラメ、ボタンエビ(回転寿司ですが、チャンと頭も素揚げにして供してくれます)にエンガワとか。奥さまは特にこの日のヒラメを絶賛。
私はいつも通りに光物中心。炙りトロイワシが何とも旨い!でも、この日のコハダはイマイチかな・・・。久し振りに生アジを頼んでみると、この日は脂が乗って絶品!こんなに新鮮で美味しいアジを食べたのは、次女が成田に居た時の「江戸ッ子寿司」以来です。そこでイワシとアジを何皿も頼んで大満足。他にも、やはり新鮮でないと美味しくない生ゲソ(何時ぞやの金沢近江市場には敵いませんが)とエンガワは炙りを塩で頂いて・・・。
 「あぁ、旨いなぁ・・・」
物流が発達したとはいえ、やはり新鮮で美味しい鰯や鯵などは山国ではなかなか食べられません。久し振りに新鮮で美味しいお寿司をお腹一杯いただいて大満足でした(ここで食べると、何ヶ月我慢してでも上京するまで寿司は我慢・・・となってしまいます)。
 食後の運動とやらで、帰りは蒲田から皆で歩いて次女の所に戻り、我々は先に車でホテルにチェックイン。運転疲れもあり、部屋で暫し休憩してから、フライトに合わせて9時過ぎに空港へ。この日は次女もお休みなので、三人で出迎えです。その前に、次女の航空会社のチェックインカウンターを江戸小路から見学。それにしても、羽田の国際線ターミナルも整備されてキレイになりました。やはり都心に近い羽田の方が(便さえあれば)成田よりも遥かに便利です。
 到着を待つ間に遅めの夕食。お昼を食べ過ぎたので、女性陣は人気店「つるとんたん」をご所望。個人的には「焼肉~♪」と思ったのですが、さすがに・・・うどんでもイイかぁ。でも、店頭のメニューを見たら「アナタは食べるモノ無いでしょ!?」とソバ派の私メを気遣って、結局「串の坊」へ。新宿の伊勢丹別館にあったお店には子供が生まれる前に上京すると良く行きましたが(蓼科の三井の森にも支店がありましたが)、何十年ぶりでしょうか?
各々好きなところで止められるので「おまかせコース」にしましたが、シバエビのシソ巻きやコハダ巻、シイタケ、そして何といってもアスパラの一本揚げ。本場大阪の“庶民の味”串カツの“二度漬け禁止!”(一度連れて行ってもらった阿倍野の店は旨かった!)と違って些かお上品ですが、これはこれで久し振りの懐かしの味で大満足でした。
 その後少し時間があったので、国際線ターミナルの展望デッキから各社の機体を眺めてから、出迎えの人でごった返す到着ロビーへ。
 「お帰り~♪」
久し振りに家族揃ってご対面でした。