カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 先日、ネット配信の中で見つけた、諏訪地方中心とする地方紙「長野日報」の1月14日付けの朝ドラ「スカーレット」に関する記事。

 それは、今回の朝ドラ「スカーレット」のモデルとされる女性陶芸家神山清子さん、そのお弟子さんだった方が茅野市に在住なのだとか。
その記事を引用させていただくと、
『弟子入りしたのは、茅野市宮川在住の濵瑞香さん(52)。会社勤めをしていた24歳のとき専門誌で見た神山さんの作品に魅かれ弟子を熱望。最初は断られたが「窯を焚くから見においで」と誘われて出掛け、車の免許を取ることを条件に許可が下り、1991年7月から15年間住み込みで働いた。
濵さんは「弟子というより家族として受け入れてくれ、母と娘のような関係だった。聞いていた昔の話もまさに波乱万丈で、いつも『朝ドラ』にぴったりだと話していたので、ドラマになると公表された時はうれしくてすぐに電話をかけた。いつも前向きで何があっても笑い飛ばす強さを持っていた」と振り返る。
神山さんは、子どもを育てながら研究を重ねて「信楽自然釉」の再現を果たした女性陶芸家の草分け。陶芸家で息子の賢一さんが急性骨髄性白血病で倒れ、闘病を支えながら骨髄バンク設立に尽力。賢一さんは若くして亡くなるが、その半生を映画化した「火火」(2005年)は日本のみならず韓国や中国などでも高く評価された。映画では、田中裕子さんが神山さんを演じた。06年には濵さんの仲立ちで、諏訪市で上映会と神山さんの公演(諏訪市男女共同参画市民協議会など主催)も行われた。陶芸の道には進まなかった濵さんだが、茅野に戻ってからも連絡は取り合い、結婚のときには、絵付けの角皿30枚を贈ってくれ、出席者の記念品にしたという。
濵さんは、自身で成型し、先生に焼いてもらった緋色の壺や、賢一さんが手掛けた天目茶碗など思い出が詰まった作品を広げ「ドラマを通じて信楽がもっと身近になってもらえたらうれしい。関連の書籍もたくさん出ているので読んでみて」と話している。』

 来週が最終週となり、いよいよ今月末で終了する朝ドラの「スカーレット」。
スカーレットというのは日本語で云えば緋色ですが、神山清子女史の生み出した自然釉がその緋色なのだとか。それを知って、初めて作品名に納得がいきました。
どんなに辛くシンドイ場面でもボケとツッコミを忘れずに、“可笑しくてやがて悲しき”で泣いて笑って・・・。松竹新喜劇や吉本的で、如何にも大阪制作だと感じますが、その「スカーレット」で一番感心しているのが主題歌「フレア」です。歌っているのは、ヒット曲「愛をこめて花束を」で知られる「Superfly」。ボーカル越智志帆嬢の歌声に感心しています。比較して申し訳ないのですが、「いきものがたり」のボーカル吉岡聖恵嬢の様な耳障りな音質ではない。プロの声楽家の様な本格的なボイストレーニングを受けている訳では無いでしょうが、高音も伸びやかでしっとりとした、天性の声質です。そして、「フレア」という主題歌がイイ。以前、「あまちゃん」の主題歌は、甲子園のブラバンの応援曲向きと感じ、実際にそうなっていますが、今回のこの曲は合唱曲に向いている様に感じます。

 残りの放送も、あと僅か。ストーリーは、どうやらハッピーエンドにはなりそうもありませんが、未来に向けてどんな「完」を描くのか・・・。特にファンではありませんが、でもやっぱり戸田恵梨香は上手いなぁ!

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