カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 我家では朝日と日経を取っています。日経は仕事柄。朝日は、個人的には必ずしもその論調に与(くみ)するものではありませんが、「受験に引用されるから!」と半ば家内の命令で、(受験とは)関係無くなった今でもそのまま購読。でも、連載の「惜別」や「人脈記」、また日曜版の「be」など、とても気に入っている記事もあります。で、最近の「人脈記」は「お殿様の末裔」の方々の取材記事。

 その中で、10月3日の土曜日は、信州松代藩「真田家」(ご承知の通り、御家存続のため関ヶ原では信幸・幸村兄弟が東西に分かれ、結果信幸が上田藩からその後移封されて松代藩を統治し幕末まで存続)の紹介記事がありました。
       
 真田家重臣だった末裔の方が東京の某大学の教授で、ある年の新入生の名簿に「真田幸○」という名前を見つけて「やばいなぁ・・・」と思い、授業の後で恐る恐るその学生に尋ねたところ、「はい、真田家14代当主です。」それを聞いて、教授の口から思わず出た言葉・・・「すいません!」
「いやもう、ハハーって感じで、もし試験の出来が悪くても“殿”に悪い成績を付けるわけにも行かず、どうしようかと心配しましたが・・・」。

 その当主は非常に優秀で、現在はその大学で准教授をされているそうです。