カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 先日、休みが取れた家内が実家にブドウを届けに行った帰りに会社へ寄ってもらい、折角だからと上諏訪で軽く夕食を取って行くことにしました。二人とも麺類好きゆえ、挙げたリストからの彼女の抽出は、上諏訪駅に近い蕎麦の「河内屋」。手打ち機械切りで腰のある極細麺。確か茹で時間が数秒(!?)とご主人が仰っていました。店内には来店された有名人の色紙が飾られています。また「上手い!」とでも一声発すると、「待ってました!」とばかり、オバチャンがその有名人ご来店時の写真のアルバムを持ってきて解説が始まり、オチオチ食べていられなくなるので、「上手い!」という感想は、言うにしても食後がベター。
以前、腱鞘炎で長期間休まれていて、その後再開されたのですが、昨夜はまた『暫く休みます』の張り紙があり、「えっ!」と絶句。がっかりです。事情は分かりませんが、是非一日も早い再開を心待ちにしています。

 そこで次に向かったのは、何度か名前は出させていただいたラーメンの『桜亭』。以前は、上諏訪駅の横(笠森小路)で営業されていて、飲んだ後と昼の外出時には必ず寄った店でした。その後、諏訪市島崎にある料理屋を買い取って移られたため行く機会が無くなり、今回数年振りの来訪です。現店名は『麺屋さくらや』。
 駐車場もあり4倍ほどに広がった店内は、家族連れ含めかなり混雑していて何よりでした。カウンターに座り、久し振りの「屋台ラーメン」の大盛りと家内は「摺りごまラーメン」を各々「味玉」・「もやし」のトッピングで、併せて餃子を注文。待つこと暫し。店内を観察していると「自家製麺室」のプレートがある小部屋がありました。移転され、大きくなった店で、麺から作られているようです。まだ若いご主人の拘りが嬉しくなりました。しかも、値段は屋台ラーメン590円、摺りごま690円、餃子320円、当日は大盛り(通常+100円)が平日サービスで無料!と誠に良心的な価格設定。店舗も移られ、新たな投資もされ償却費も発生しているでしょうに、以前と同価格でした。

 久し振りの「屋台ラーメン」は、自家製極細麺に、背油と大き目のとろとろチャーシューが相変わらず。スープは、以前はもっとあっさり系だったように(舌が)記憶していますが、トレンドに合わせてか、以前に比べれば少しこってり系に進化したように思います(未確認ですが)。家内のオーダーした「摺りごまラーメン」も同じく醤油ベース。普通盛でも量が多く、家内は完食ならず。斯く言う私も普通盛でも良かったか、と思うくらい。
美味しくて、餃子も含め、初めての家内も満足したようです。
家内共々もう少し固茹で麺が好きなのですが、自家製麺で、恐らくお客様のことを考えてカンスイを使っていないのか?少し柔らかめな気がしました。今度来たら、事前に固茹ででお願いしようかと思います。

 待つ間、ご主人に声をお掛けしたら、お互い名前も知らずとも、ちゃんと覚えていていただいたようで、5年振りとのことでした。繁盛何より。頑張っておられて、関係の無いこちらまで嬉しくなりました。流行のトンコツ系ではなく醤油派の我々としては「ああ、松本にも支店があればなぁ・・・。」

 満腹で心も温まって、諏訪を後にチロルの待つ我が家へ急ぎました。


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