カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 残念ながら、佐久長聖は連覇ならず4位(初出場以来12回連続出場で、11回目の入賞)。女子の長野東は1区で転倒に巻き込まれての46位から良く追い上げたものの31位という結果でした。優勝は広島世羅と愛知豊川。両校とも日本人選手も確かに見事な走りでしたが、圧倒的な留学生の走力・・・。また仙台育英の頃に後戻りしたような、インタビューにも満足に答えられない彼等を見ながら(彼等には何の責任もありませんが)、何ともやるせない気がしたのは私だけでしょうか。

 その中で、世羅のカロキにくらいつき、昨年の長聖・村沢の日本人最高記録を4秒更新した4区の兵庫西脇工業のエース志方。ブロック大会を欠場するなど春先から直前まで故障に悩まされ続けた長聖のエース大迫の一区区間賞。両角監督が創部以来唯一勧誘したのが彼だと言います。監督もさぞかし嬉しかったことでしょう。
 来年は、留学生には意地でも頼らぬ高校がまたゴールテープを切るように、佐久長聖や西脇などの健闘を期待します。その来シーズンを占う前哨戦が、全国の強豪が集う3月の春の伊那駅伝。悔しさを胸に各校は新チームとしてきっともう走り始めていることでしょう。

 さて長野県勢としては、次なる目標は2月の都道府県対抗。どうやら、今年も二度目の三連覇を狙う長野と兵庫の一騎打ちの様相でしょうか?昨年初めてのベスト8だった女子の頑張りにも期待大です。