カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 長女と違って、次女は誰に似たのか、割と“食わず嫌い”のところがあります。
例えば、寿司ネタでは、家内同様ヒカリモノは絶対に食べませんし(美味しいのに)、トロやサーモンやイクラは大好きなのに、平目などの白身やウニも食べません(何だかお子ちゃまネタばかりですなぁ)。
魚介類では、酢牡蠣もダメですし、鰻は良く父が土用の丑やお祭りの客呼びびなどに「本間」の鰻(諏訪湖畔の岡谷や諏訪と比べて、松本には美味しい鰻屋さんが無く、お薦めできるのはテークアウト専門ですが本間くらい)を買ってくる時は、わざわざ次女用には山女の甘露煮を買ってきたものです。

 でも、それがどうしたことでしょう!(どこかで聞いた言い回し)。
成田に引っ越して、表参道のお寿司屋さんに家内と何度か行った時に、試しに食べた平目が美味しかったとお代わりをしたり、信じられないことに酢牡蠣(岩牡蠣)を自分から頼んだり・・・と。

 この前は、休みの日に会社の友達と一緒に成田表参道の有名な老舗の鰻屋さん(おそらく「川豊」本店のことだと思います)に食べに行くことになったらしく、止む無く(メニューには鰻しかありませんので)お付き合いで鰻重の並(1800円だったとか。安い!)を頼むと、それが「今までに食べた鰻とは全く違って、とろける様に美味しかったんだヨ!」とのこと。
家内からの言伝に「今度成田に来た時に、一緒に鰻を食べに行こ!」とのこと。はぁ、変われば変わるモノ・・・です。今まで次女が鰻を好きじゃないので、食べに行くのを遠慮していたのに・・・。でも、お友達のお陰で、成田に行く楽しみが増えました(写真は、今年5月下旬に成田に行った時に撮った「川豊本店」。第478話参照)。
 鰻にしても寿司にしても、今までは単純に美味しいモノを食べていなくて、ここで本当に新鮮で美味しいものを食べたから、と言うことかもしれませんが、でも良いことだと思います。
好き嫌いは、食わず嫌いではなく、先ず本当に良いモノを食べて判断すべきです。最初に良いモノで判断しないと、一生勘違いのままで終わってしまうかもしれません。その上で嫌いならまたそれも良し・・・。

 しかし、イイなぁ。成田の鰻食べたいなぁ・・・(但し産地は、前回成田山に行った時に店頭を見たら、印旛沼ではなく浜名湖産のようでしたが)。それに、成田に行ったらお寿司(季節にも因るとは思いますが、マイワシが絶品でした)も食べたいしなぁ・・・。
・・・と生唾ゴックンですが、いつになったら行けることやら。